セックスレス

更年期のセックスレス・夫にもできる心のケアで妻をサポート

中年夫婦ですが、妻の更年期とセックスレスは、関連がありますか? その時期は、どのように妻に接すればよいでしょうか?

このような質問にお答えします。

 

奥さんの様子を見て、

様子がおかしい? いったい妻に何があったのだろう? まさかオレに隠れて浮気でもしているのではないだろうか?

などと思ったことはありませんか?

  • イライラと怒りっぽくなったような気がする
  • 家族が寝た後、一人ふさぎ込んでいる
  • 頼んだこともすぐ忘れる
  • 何だかうわの空みたいな感じだ

もし、あなたの奥さんが40歳代から50歳代で、こんな様子がしばらく続いたら、更年期障害が始まったサインです。

女性の更年期は、心身共に不安定な時期ですので、セックスレスにもなりがち。

夫であるあなたの理解と協力が不可欠な時期なのです。

二人とも、これからまだ、何年も手を取り合って生きていくパートナーですので、夫であるあなたも、妻の更年期の事をしっかりと理解して、愛情をもって接してあげる必要があります。

本日は、

「更年期のセックスレス・夫にもできる心のケアで妻をサポート」

と題して解説させていただきます。

ご案内は、性の研究者としてこの道30年。延べ1万人以上の女性と関わりを持つ筆者「きんにくw:w」がつとめさせていただきますので、ぜひ参考にしてください。

更年期女性の行動の変化

  • セックスに誘ってものってこない
  • 最近あまり食べなくなった
  • 動くとすぐにつらい、疲れたと口にする
  • 心配や不安を口にする
  • 夜、涙している姿を目撃した
  • 頼んだことを忘れてしまっている
  • すぐ怒ることがある
  • 何もせず何時間も座っている

更年期の症状

・骨粗しょう症
・肌のシミ、シワ
・便秘、下痢が頻繁に起こる
・食欲減退
・肩こり
・ホットフラッシュ
・疲労感
・関節痛
・めまい
・不眠
・動悸

更年期女性の年齢と原因

愛情イメージ画像

更年期の年齢については、人それぞれですが、だいたい閉経が近づいて、生理が終わる45歳から55歳前後の約10年間に更年期になる女性が一般的です。

早い人では、40歳前から症状が出始める人もいて、その後、何年か生理は続くものの、本来の調子が出ない女性も多くいます。

更年期の原因は、

「もうそろそろ女性としての生殖機能が終わりますよ」

と言う体のサインなのです。

だんだんと、女性ホルモンが減少して、卵巣の機能が低下し、そして次第に閉経になっていくと言う、女性の体に起きる大きな変化なのです。

人間の体は、各種ホルモンが、体のいたるところに指令を出して動いているのですが、更年期になると女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌が減少し、その結果「自律神経」が上手く働かなくなってしまうのです。

女性自身もはじめのうちは、これが更年期の症状だとは分からずに、イライラしてつい家族に怒鳴ってみたり、やらなければならない仕事を後回しにしたりして、はたで見ている方も、とんでもなく不可解に見えるものです。

更年期前の性欲

更年期のころには性欲が減少して、久しぶりの夫からの誘いも

「疲れているから」とか「調子が悪いから」など断るケースが目立ちます。

これは、女性ホルモンである「エストロゲン」が、女性の体内から急激に減少していき、ホルモンバランスが悪くなるからだとと考えられています。

いままでは、夫の求めに応える形で性行為をしていたものが、更年期をむかえると生理不順が続いて、頭がモヤモヤしたり、イライラしたり、要するに「その気になれない」と言う状態が続きます。

妻が、更年期と自覚している場合は良いのですが、まだ、それと気づかないうちは、夫の事を汚いとか嫌いと嫌悪してくる奥さんも世の中にはいるようで、とにかく夫が家にいる週末は、更年期特有の頭痛や動悸が激しくなり、一日中イライラしていることが多くなります。

したがって、夫とのセックスなど考えられるはずもなく、一時的にもセックスレスになる夫婦が多くみられます。

更年期後の性欲

カップルイメージ画像

一方、女性の体は、閉経後に女性ホルモンの量を減らしはじめ、代わりに男性ホルモンである「テストステロン」が多くなる傾向があります。

ご存じのとおり、テストステロンは、「やる気のホルモン」と言われるように、女性自身も新しいことにチャレンジしたり、社会奉仕に従事したりする意欲が湧いてくるのです。

それと併せて、女性の性欲も徐々に復活してきて、夫や異性に自らセックスを求めるようにもなるのがこの頃。

これは、今まで受け身だった女性にとって、大きな性の変化だと言えるでしょう。

50代の夫婦の場合、週末の朝から妻がセックスを求めてきて、実際に性行為に及ぶケースや、閉経を境にセックスレスが解消されたケースもあるほどなのです。

また閉経後ですので、妊娠の心配もなく、夫のペニスを生で楽しめる余裕が出てくることも、更年期後の性欲復活を助けているといえるでしょう。

ただし、更年期後の性欲については、性欲が復活した女性とまったく性欲が湧かない女性の二極端に分かれる傾向があります。

長年セックスレスが続くと、更年期後も引き続き性欲が湧かないことが大きな理由なのです。

更年期の性行為で注意すること

中年夫婦イメージ画像

更年期になると、女性ホルモン「エストロゲン」の分泌が減り、女性の体にさまざまな変化がおこります。

膣周辺では、子宮内膜や子宮筋萎縮、骨盤底筋のゆるみ、膣壁の乾燥や膣萎縮および膣炎が起こりやすくなります。

これらは、今まで女性ホルモンにより、潤いを保ってきた膣周辺が、更年期を境に急激に老化が進んでいくためなのです。

これらの症状が出てきたときに性行為をすると、性交痛などを伴い、女性によっては拒絶することもあるほどです。

また、尿漏れやかゆみなどの症状をうったえる女性も少なくありません。

そんな時、夫として更年期中の性行為に注意しなければならないことは、まず「射精主体」のセックスをあらためる意識が大切です。

今までなら、前戯をして挿入して、射精していた単なる肉体としてのセックスの形を妻の更年期を境に、心の繋がりを重視した性行為に意識を切り替える必要があるのです。

したがって、中高年のセックスでは、肉体を通り越した精神レベルでの性行為を目指すことをおすすめします。

また、更年期中の女性の体は、今まで以上にデリケートになっていますので、無理に挿入したり、膣周辺を手荒に扱ってはいけません。

もし膣内の潤いが、少なくて性交痛が起こる時には、潤滑ローションをたくさん使用して潤いを補給するようにしましょう。

ここでも若い時のような一方的で、激しいセックスではなく、優しくゆっくりと行うことが大切です。

もしも女性が、性交痛をうったえたなら、挿入の途中でも止めて、あとは裸で抱き合うくらいの心の余裕が必要です。

夫が妻にできる心のケア

カップルイメージ画像

更年期では、イライラしたりボーっとしたり、体だけでなく心も変化する時期です。

夫が妻にできる心のケアとしては、更年期を「女性なら避けられないこと」と捉えて、その変化に気付き理解をしてあげることが、もっとも大切です。

家事などは、常に協力し合い「無理しなくてもいいよ」くらいの優しい言葉をかけてあげたり、妻の話しには顔を向けて、しっかり聞いてあげたり「オレがついている」と心の支えになるような励ましをしたり、とにかく奥さんの心に寄り添う気持ちが大切です。

一番悪い例は「オレだって疲れてるんだー!」のような心無い言動が、更年期の女性には一番キツイと言うことを理解しましょう。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

  • 更年期の体と心の変化を理解してあげる
  • 射精主体の性行為をあらためる
  • スキンシップを取りながら愛情のあるセックスを目指す
  • 優しく寄り添うような言動、行動を心がける。

女性の更年期と言えども、男性である夫やパートナーにできることは、たくさんあるのです。

大切なパートナーである、最愛の妻とこれからも温かい家庭を維持していきましょう。