セックスレス

外国のセックスレス事情・海外でもレス夫婦増加中!

日本の人口が、昨年比で50万人も減少したことが、先日のニュースでも取り上げられていました。

少子高齢化は、日本独自の問題かと思いきや、実は先進国と呼ばれる海外の国々でも日本と同様に、急速に少子高齢化が進んでおります。

先進国の人々は、いったいなぜセックスレスに陥り、そして子供を産むことをやめてしまうのか?

そこで今日は、

「外国のセックスレス事情・海外でもレス夫婦増加中!」

と題して、解説したいと思います。

ご案内は、性の研究者としてこの道30年。延べ1万人以上の女性と関わりを持つ筆者「きんにくw:w」がつとめさせていただきますので、最後までご覧ください。

 

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セックスレス海外事情

 

世界の人口

英語では、セックスレス夫婦のことを

「Sexless Marriage」

と言いますが、とにかく、海外でも先進国を中心にセックスレスが急激に増加しています。

セックスレスの増加は、すなわち出生率の減少と直接結びついていて、

「やらなければ、生まれない」

の定義は、他の国でも同様です。

合計特殊出生率を高い順にランキングすると、

ニジェール 6.8人 (1位)
ソマリア 6.0人 (2位)
コンゴ 5.8人 (3位)
マリ 5.8人 (4位)
チャド 5.6人 (5位)

 

このように、圧倒的にアフリカ諸国の出生率が高いことがわかります。

アフリカ諸国では、長引く内戦のため、女性の地位がいちじるしく低く、女は子を産む道具として扱われているのが現状です。そのため、望まない出産や性暴力なども横行する社会。

国連の統計でも、貧困と不平等がもたらす出生率の増加が、アフリカ諸国の大きな問題だと指摘しています。

 

続いて、先進国の出生率をみていくと、

フランス 1.8人 (141位)
米国 1.8人 (148位)
英国 1.7人 (164位)
ドイツ 1.6人 (171位)
日本 1.4人 (185位)

 

このようになっております。

先進国としては、フランスの1.8人(141位)が最高で、すべての先進国が140位以降。

また、日本1.4人は、世界最低水準の出生率であり、198位にイタリアの1.3人、207位に韓国の1.1人がリストされております。

(参考:ENWIKI・INED 世界208か国統計)

 

先進国がセックスレスに陥る理由

 

 

経済最優先

先進国が、セックスレスに陥る最大の理由は、経済最優先があげられます。

行き過ぎた、物質至上主義、拝金主義的な生活様式が蔓延し、家族団らん、子育て支援など、子供を産んで育てる環境にないことが、人々に出産を断念させる大きな要因となっています。

日本でも、昭和の時代には、子供3人4人をあたり前のように産んで育てたものですが、近年では、子供一人、もしくはまったく産まない家庭がどんどん増えているのです。

それでもまだ、将来に明るい希望があれば、子供を産んで育てられる若い世代が中心となり、人口増加、経済発展の両輪を担うエネルギーも出てくるのですが、近年の先進国では、現状維持がやっとの状態。

日本のように子供を産んでも、国の借金を背負わせるような国々が増え続けているのです。

また、経済を最優先させるばかりに、産業の効率化が進み、人がコンピューターに使われる時代が到来したため、労働する側が過度のストレスを抱えることも、セックスレスが増加する大きな要因となっております。

体内におけるテストステロンの蓄積量は、ストレスが増えるにつれて、減少していくことが医学的にも証明されています。

都会で働く人の多くは、仕事上のストレスや家庭内のストレスを抱えて、急速に精力が減退しているわけなのです。

まさに、セックスレスもうなずける環境に先進国の人々は、身をおいているのです。

 

養育費の高額化

また、高度な生活レベルを持つ先進国では、教育こそがすなわちお金を生み出すすべてと言った概念が定着しており、子供のうちから英才教育を受けさせたり、高額な学費を払って、有名私立校に通わせることが当たり前になっています。

海外でも、有名私立校への進学に裏金が使われることは珍しくありません。

幼稚園ですら、一日100ドル単位で請求する地域もあるほどなのです。

これら、子供にかかる養育費の負担が、子育て世代の人口にどれほど大きくのしかかっていることでしょうか。

それならいっそ、子供は一人、もしくは子無しを決めて、わずかな余剰金で、プチ贅沢を楽しんだ方が、よほど自分たちのためになると考えるのもうなずけます。

 

住宅環境

過度の経済優先がもたらしたセックスレスの原因として、住宅環境もあげられます。

他の先進国においても経済は、大きな都市に一挙集中したため、地方は過疎化、都市部だけは、不動産バブルがおこっており、都市部に住む、プチ贅沢者たちは、億の金をはたいて、わずか2DKのマンションを購入させられるのです。

その結果、子供を増やして育てる環境にないばかりか、壁を隔てたすぐ隣には、子供が寝起きしていては、とてもではありませんが、ロマンチックなセックスライフを楽しむどころではありません。

この状況は、日本だけでなく、ニューヨーク、ロンドン、上海、シドニーなどでも顕著になっております。

 

娯楽の蔓延

先進国では、娯楽が蔓延していることも、セックスレスを増やし、人口が減少していく大きな原因となっています。

ネットゲーム、動画、SNSなど家族と言えど、個人がプライバシーの中で、独りきりで楽しむ娯楽が増え、人と人のコミュニケーションを育む代わりに、

「おはよ ツイッター!」

とつぶやいてみたり、会ったこともない世界中の人々と夜通しゲームに高じるなど、多様な娯楽が蔓延しています。

その反面、家族との会話は、どんどん減り、朝の挨拶もろくにできなくなってしまっている現状。

夫婦間であっても、片時もスマホを手放すことができず、ともすれば、夫婦は、長らくセックスレスなのに、人口増加には直接関係のない

「婚外恋愛」

に夢中になったりしているのです。

このように娯楽が蔓延していると、夫婦間のセックス以外に面白いことが目の前にたくさんあるために、

「セックスなど、面倒くさくてやっていられない」

というようになってしまうわけです。

 

平均寿命と出生率の相関関係

平均寿命とセックスレス及び、少子化問題には、大きな相関関係があり、より高齢化がすすんでいる先進国ほど、出生率が低くなることが顕著に示されているのです。

平均寿命

日本 85.3歳 (2位)
フランス 81.9歳 (17位)
ドイツ 80.8歳 (34位)
英国 80.8歳 (35位)
米国 80.0歳 (43位)
マリ 60.3歳 (204位)
コンゴ 57.7歳 (210位)
ニジェール 55.9人 (213位)
ソマリア 52.8歳 (218位)
チャド 50.6歳 (224位)

(参考:CIA FACTBOOK 2017)

 

平均寿命の長い、先進各国では、満ち足りた衣食住の中で、人間の繁殖能力が極端に弱体化し、セックスレスを選択する人々が増えていることがわかります。

それに対して、アフリカ諸国では、内戦、疫病、貧困など、さまざまな理由により、寿命が短い部分をより強力な繁殖力で補おうとする、いわば動物の摂理に従っているわけなのです。

 

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セックスレス海外事情・まとめ

いかがでしょうか。

こうしてみると、セックスレスおよび少子化問題は、日本だけの課題でないことが、良くわかります。

今世紀末には、世界の人口は、アフリカ系、インド系、中国系が大半を占めると予測されております。

特に、アフリカで内戦が終結して、経済復興が軌道に乗れば、その豊富な天然資源と人的財産により、大きな成長が見込まれると言われています。

その時代まで、日本および日本人は、長く生存していくことができるのでしょうか?

それとも、滅びゆく運命なのでしょうか。